※詳細は変更する可能性があります。
1.日程
[1] 実験走行(公開実環境走行)
① 7月30日(土)(視察会・説明会も開催)
② 9月 3日(土)
③ 9月23日(金・祝)
④10月15日(土)
⑤11月 5日(土)
⑥11月12日(土)
⑦11月13日(日)
⑧11月14日(月)
(注)2009までは、試走会と呼んでいましたが、試走会での走行実験こそ技術開発に必要なので、名称を変更しました。
[2] 本走行(最終実証走行)
・トライアル走行 11月15日(火)
・ファイナル走行 11月16日(水)
※時間等詳細は未定
2.走行時の注意
[1] 安全性等のチェック(通称:車検)
実験走行および本走行に先立ち、安全性とロボット動作の確認を行う。重量、形状をはじめ遵守事項についてチェックを行い、それを満たしているロボットのみ走行を行う。
[2] 安全管理責任者のロボット走行への随行
ロボットの走行の安全管理業務に専念する役割を負う「安全管理責任者」1名をロボット毎に予め登録する。安全管理責任者は、ロボットが動力により走行する場合は必ずこれに随行する。
(注意)安全管理責任者はロボットの動作の監視を行うのではなく、主に周囲の歩行者や自転車等に対し現在ロボットが走行中との注意を喚起すると共に協力を要請する役割を負う。なお、危険を察知した場合は、ロボットのオペレータに対してもロボットの停止等を指示する。
[3] ロボット走行時のオペレータの随行
ロボットが動力により走行する時は、ロボットの異常に即時に対応できる者が常に同行していること。必要な人数は、重量が40kgまでのロボットについては
1名、40kg以上のロボットについては2名とする。なお、安全管理責任者はのロボットのオペレータを兼ねることは出来ない。
3.本走行日の運営手順(2011.11.07追記)
[1]トライアル走行とファイナル走行
2011年度のつくばチャレンジ本走行は、
約500m
の区間の「トライアル走行」と、 全区間の「ファイナル走行」に分けて行う。日程は上記1.の通り。
(注)
つくばチャレンジは実環境が条件であり、当日の天候によらずこの日程で実行することを基本とするが、参加者や運営担当者に大きな負担が 生じる程の悪天候等の場合に限り時間の変更・延期を検討する。
(注)2009までは、ファイナル走行を本走行と呼んでいたが、2010より名称を変更したので注意してください。
[2]トライアル走行
トライアル走行の区間は、つくばチャレンジ2011のコースのスタート点からコース上を
約500m
走った地点までとする。この区間を
30分45分
以内に自律的に走行したロボットは、「トライアル走行」を達成とする。走行は、予め抽選された順序に基づき、前のロボット出走3分後に(ただし、前のロボットがスタートエリアを通過していないときは、それまで待って)スタートするものとし、スタートのコールがあった時点で
30分45分
の持ち時間の計測を開始する。なお、5分を経過してもスタートエリアを通過できない場合は、その時点で失格とする。 トライアル走行においては、ゴール到着後自ら停止しなくても良い。
[3]ファイナル走行
ファイナル走行は、トライアル走行を達成したロボットのみが行い、原則として約5分ごとの間隔でスタートして、つくばチャレンジ2011のコースを走行する。
[4]担当委員等の随走
「トライアル走行」、「ファイナル走行」とも各ロボットには上記に定められた人数のオペレータと、そのロボットの安全管理責任者の他、つくばチャレンジ委員会の担当
委員が随走する。 担当委員はロボットの走行について記録をとり、これを審査評価委員会に報告する。
[5]オペレータによる操作
オペレータはスタートの操作後ロボットがゴールに到達して停止するまで、下記の場合を除いて、ロボットに対して操作してはならない。オペレータにより操作が求められるケースとその扱いは次のとおり。
(1) 課題に定められた位置で停止し、安全確認のあと走行を再開するとき
(2)危険回避のための停止 ロボットの走行中、予想外の人数や振る舞いをする見物者等に対して危険発生のおそれがある場合、ロボットのオペレータは、自らの判断又は、安全管理責任
者、担当委員の指示によりロボットを停止させその危険を回避する。この場合、担当委員は危険がなくなった後に走行の再開を指示し、オペレータはロボットが
停止した位置から再びロボットの走行を開始させる。担当委員は、この状況を記録に残す。
(3)通行人や他のロボットの邪魔とならないための退避 担当委員によりロボットの存在が他のロボットや通行人等に邪魔になることが認められた場合、担当委員はオペレータに対しロボットの停止と必要に応じてロ
ボットのコースからの退避を指示する。この場合、オペレータは指示に応じてロボットを停止させ、他のロボット等が通り抜けるまでロボットをコースから退避
させる。この退避は人手又は操縦による。担当委員は退避の必要がなくなった時点で再開を指示し、オペレータはロボットを退避させる前の位置に戻した上で走行を再開させる。([
走行時の他のロボットへの対処
]を参照)
[6]通信端末を用いたロボット内部状態のモニタの禁止 (2011.06.30追記)
つくばチャレンジ2011の課題は、ロボットが「自律的に」走行することであり、ロボットの走行中は、ロボットへの操作のみでなく、無線や有線通信端末を用いたロボット内部状態のモニタも許されない。
[7]委員会による通行人、見物人の整理
ロボットが走行すべき環境は原則としてあるがままの実環境である。しかし、整理されていない多くの通行人が居る状況は危険につながり、また、ロボットが自律性を保って走行することが極めて難しくなる。このためつくばチャレンジ2011に おいては、委員会は見物者や通行人がロボットに近づき過ぎないよう、また、原則としてロボット直前の走行路が確保されるようにコースの整理を行う。これは原則としてコースの各区間に配置される整理委員が担当するが、各ロボットの担当委員及び安全管理委員、ロボットのオペレータもこれに協力する。