新型コロナ禍において、多くの地区大会が開催中止となる中、日夜開発を続けている競技者の皆様に成果発表できる場を提供することを主目的とし、従来の開催方式と大きく異なりますが、あえて全日本学生マイクロマウス大会の大会名で開催することとしました。本大会は、全日本マイクロマウス大会を見据えた新開催方式試行の側面が強く、エキシビション的な開催となる見込みです。学生・生徒の皆様には、学内での活動自粛や学外イベントの参加禁止などの制限が多く、今回の開催方式においても参加が困難な状況が多々あるかと思いますが、意見交換会への参加などを通じて新開催方式の模索を一緒に楽しんでいただければと思います。よろしくご理解ご協力をお願いします。
1.開催の狙い
- 成果発表の場を提供
- コロナ禍における新しい大会開催様式の模索
- マイクロマウス/ロボトレースの特性を活かしたロボットのWeb大会様式の模索
- 全日本学生マイクロマウス大会開催の維持
2.開催コンセプト
- 競技者側・運営側にとって無理のない開催を目指す
- 新しい開催方式を試行・模索する
- エキシビション的な要素を盛り込む
3.大会詳細
大会は以下の通りに実施します。
- 開催競技:マイクロマウス競技・クラシックマウス競技・ロボトレース競技
- 参加資格:従来の学生大会に準ずる
- 参加費:無料
※順位表彰なし・参加賞なし(便宜的な順位はつける)
※完走したロボットには認定証をデータ形式にて後日発行(予定)
4.競技規定
競技の詳細は各競技規定に準じます。その他の情報については以下を参照してください。
各競技の課題に関しては8月末までに公開予定です。
- マイクロマウス競技に使用する迷路のサイズ、ゴール地点、及び競技時間
-迷路の大きさ :16区画×16区画
-ゴール領域区画 :未定
-ゴール領域サイズ:2×2区画
-ゴール領域内の柱:存在しない
-持ち時間:5分 - クラシックマウス競技の競技時間
ー持ち時間:5分 - ロボトレース競技に使用するコースのサイズ
-コースの大きさ :4×2(135×90cm/枚)
5.提出用動画について
提出用動画については以下の点に注意して作成してください。
- 競技時間とは別に冒頭30秒程度で簡単な自己紹介とロボット紹介を入れる
※ロボット全体を映すこと - 続けて走行動画を撮影する(走行動画は走行回数・持ち時間を超えないこと)
※走行開始から全走行終了またはタイムアップまではノーカットで撮影する
※撮影時間内の解説などのマイクパフォーマンスは特に制限しない(無言でも可) - 見やすさに配慮して撮影する
- スタート時とゴール時は計測表示を画面内に入れる
- 公式の計測装置は必須ではない(ストップウォッチなどの手動計測も可)
- 持ち時間内に全走行を終了した場合は、その時点で撮影を終了する
- 動画は編集などにより、紹介から走行までを1本の動画にまとめる
- 撮影した動画をWebにアップロードする(YouTubeなど)
- リンクをエントリー情報として提出するため公開可能なアクセス先にしてください。
- 使用可能な迷路・コースは公式HP参照
(8月31日までに順次公開予定)
6.エントリーについて
以下の情報をエントリーフォームに登録することによりエントリーとなります。
※エントリー期限:9月20日(日)
- 競技者情報(所属・氏名・ロボット名・連絡先)
- 動画のURL(エントリーは各競技1人1台、1台につき動画1本)
- 最短走行時間
- 簡易版テクニカルデータ
※重複エントリーがあった場合は最新情報を採用します。
7.エントリー後について
エントリー期限後は、以下の流れとなります。
- エントリー情報を一覧形式として一般公開:9月27日(日)予定
- オンライン意見交換会:10月4日(日)
8.オンライン意見交換会について
全日本学生大会のエキシビションとして、意見交換会を開催します。
※開催日:10月4日(日)
- 各競技上位6台の動画をピックアップし、オンラインで意見交換会を行う
- その他に特筆すべき走行動画があった場合はピックアップの可能性あり
- 混乱を避けるため、音声発言は審査員と該当競技者のみ(競技者には事前にお知らせします)
- 競技者不在の場合は、審査員のみで意見交換を進める
- 参加者はチャットを利用して意見を投稿
- 審査員の判断でチャット投稿された質問が採用される場合がある
9.その他
この他質問などありましたら大会事務局(jimkyoku@ntf.or.jp)までご連絡ください。
2020年8月20日
第35回全日本学生マイクロマウス大会事務局